心にひびく一節「子育てをやり直せるなら」

子育てをがんばっているすべての人へ

届けたい詩があります

娘のかかりつけ医の待合室に、もうずっと貼ってある詩です。

初めての育児、初めての病気、右も左もわからない状態で、待合室で過ごす不安な時間。 先生はそんな不安な気持ちもお察しだったのでしょう。 今までどれだけの人が、この詩に励まされたことか。

ああしんどい、もうだめだ、自信がなくなりそうだ。 育児なんてそんなことの連続です。 そんな時こそ、きっとこの詩があなたを励ましてくれるはずです。

子育てで泣いたり笑ったりできる日々はあっという間なのです。 子育てをがんばっている、すべての人へ届きますように。

「子育てをやり直せるなら」

「子育てをやり直せるなら」

もし子育てをやり直せるなら 家よりもまず子どもの自尊心を築き上げます

間違いを直そうとばかりしないで 子どもともっと心を通わせます

時間ばかり気にしないで 子どもの成長を見つめます

知識ばかりを詰め込もうとしないで 心を思いやりでいっぱいにします

もっとハイキングに行って 広い野原で子どもと一緒にたこ上げをします

深刻ぶるのはやめて 子どもと夢中になって遊びます

広い野原を一緒に駆け回って 空いっぱいの星をじっと眺めます

意地を張らないで 子どもをもっと抱きしめます

目先のことだけにとらわれないで もっと長い目で子どもを育てるようにします

うるさいことばかり言わないで もっと子どもをほめてあげます

そして成功や権力を追い求めるのではなく 愛の力のすばらしさを子どもに教えます

ダイアン・ルーマンズ